2008年11月27日

プロに聞く・・・

昨日は、滋賀リビング新聞社での 『 焙りたてコーヒー講座 』 でした!

今回のテーマは、『 食品栄養学からコーヒーを学ぶ 』 です。

コーヒーには、カフェインをはじめいろいろな成分が含まれますが、

それがどんな役割を果たしているのかのお勉強です♪


実は、cawaにとって、この回が一番緊張する回です・・・(^_^;)

もともと、こういった栄養学や医学的分野から、

コーヒーを研究をされてる、大学教授や専門家の方は多いので、

そういった文献や、研究レポートを見ては勉強しているものの、

cawaはそれを信じるしかない・・・。

何分、その道のプロではないので・・・。


だからといって、生徒さんに間違ったことをお伝えするわけにもいかない。

日々、勉強です!!


東北大学の研究で、

「コーヒーを飲んだグループと飲まないグループで、飲んだグループの方が子宮がんになりにくい」

という報告があります。

これによって、「コーヒーはがんの予防になる可能性はある」、と言えると思うのです!

でも、だからといって 「コーヒーはがんに効く!」とも、

「コーヒーさえ飲めば、大丈夫っ!!」とも言い切れない・・・。


どうしても自信を持って、お話できない回でもあったのです。

(お金を払ってきていただいてる生徒さんには、ほんとに申し訳ないことです(>_<))


今回の生徒さんには、医療関係でお勤めの方がおられるので、

そのあたりのことを質問してみました!

講師が生徒さんに聞くなんて変な話ですが、現状はどうなのだろうと・・・。

気になったら、知りたくて仕方ないタイプなモノで・・・(^_^;)


コーヒーの成分の中に、「 リン酸カリウム 」 というものがあるのですが、

排尿作用なども促しています。


かつて、腎臓病で自力でまったく排尿できなかった方が、

コーヒーを飲んで出るようになった、という報告があります。

これはこれで、すばらしいことですっ☆

それについてお聞きしてみると・・・、

その生徒さんいわく、

「腎臓病の患者さんには、カリウムの摂取をおさえるように伝えています。

軽度の方なら、コーヒーを飲まないストレスをためるくらいなら飲んでくださいと勧めています。

ただ、重度の方だと、命にかかわることもあるので、1日1杯と決めてもらってます。

なんでも、一般的にはこんな事例もありますが、すべての人に当てはまるわけではないので、

それだけは気をつけてくださいね!と患者さんには伝えていますよ(^_^)」

と、やさしく丁寧に教えてくださいました。

そうですよねぇ~、ダイエットでもなんでもそうですが、

「これさえ食べれば、やせるっ!」みたいなもので、成功した試しがありません・・・(^_^;)

きっと相性が合って、効く人もいれば、そうでない人もいる。

そういう風に伝えていけばいいのかもしれませんね♪


ちなみに、一般的に嫌われがちなカフェインも、

「体調をくずしている患者さんには、カフェインの効能である胃液の分泌を促ししぎる傾向にありますから、

あえておすすめしませんが、カフェイン自体は悪いものとは思いません。」

とのこと・・・。

おぉ~!! ひとつひとつの回答が、プロですわぁ~(^▽^)

お勉強させていただきました!!!

私ももっともっとがんばりますっ!

ありがとうございます~m(u_u)m


☆本日のコーヒーのおとも

『 りんごのパウンドケーキ 』

プロに聞く・・・




同じカテゴリー(焙りたてコーヒー講座)の記事画像
地球の裏側から・・・
イオンで体験☆
いちごのタルト☆
プロ仕様のコーヒーを・・・☆
イオンでもはじめます☆
フォレオでオープニングイベント☆
同じカテゴリー(焙りたてコーヒー講座)の記事
 地球の裏側から・・・ (2008-12-25 10:56)
 イオンで体験☆ (2008-12-17 08:05)
 いちごのタルト☆ (2008-12-12 08:14)
 プロ仕様のコーヒーを・・・☆ (2008-12-02 09:59)
 イオンでもはじめます☆ (2008-11-26 08:30)
 フォレオでオープニングイベント☆ (2008-11-22 09:38)


この記事へのコメント
勉強になりました!

そうやんなぁ
これが すべて!これで完璧!なんて
神様の薬みたいなものはないわけで・・・
お茶も、もともと 薬だった(はず)
それを思えば、個人差 体調差 いろいろありますよね~

興味深いお話です(^^)
Posted by iku★koiku★ko at 2008年11月27日 20:20
ストレスもそうですよ。
嫌うばかりでは健康の本質を見失うと思います。
なんでも二面性がありますね。
だから、なんでも過ごさないことですね。
お酒でよくそのことを理解している私です(笑)
Posted by 江龍武 at 2008年11月27日 21:57
<iku★koさん
そうなんです~。コーヒーも歴史的にはお薬だったのです。
でも、昔の人はこの成分がこの病気に効く、なんて科学的根拠があって使ってなかったでしょうしね(^_^;)
それでも、今の医療現場での現状を聞けたことは、とても貴重な機会でした♪
Posted by cawa at 2008年11月27日 22:32
<江龍武さん
やっぱりなんでも二面性があって、紙一重なんでしょうねぇ。
普段の食事でも、食べ過ぎ、飲みすぎで体調崩すことありますもんね(笑)
いくら体に良いと言われるものでも、やりすぎは禁物(^_^;)
自分の体調、相性を見ながら、加減をしていくのが良いのでしょうね。
Posted by cawa at 2008年11月27日 22:43
コーヒーって奥が深いんですね~(*^_^*)
益々コーヒーに興味出てきたぞ~)^o^(

私も仕事柄、栄養なんかも勉強してますが、といっても専門職ではないのでかじってる程度ですが・・・(;^_^A
栄養学でも日々医学は進歩してますから、昔の文献が時代遅れだったりするモノもあったり、薬事法というやっかいな代物もあったりと、相手に誤解されないように言葉使いには気をつけないとと日々思っていまする(^o^;

お互い日々勉強ですな~(;^_^A
Posted by 正直者 at 2008年11月28日 01:41
<正直者さん
あらゆる方面で、勉強していくと奥が深いものですねぇ。
正直者さんもおっしゃってるように、「日々進歩してる」 のが心配のタネです(^_^;)
身につけた知識が、すでに時代遅れかもしれないという不安を常にかかえつつ、さらに言葉の補足は大事だなと感じてます。
お互いがんばりましょうねぇ☆
栄養面のことで分からないことがあったら、また質問させてくださ~い(^▽^)
Posted by cawa at 2008年11月28日 07:39
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。