昨日は、滋賀リビング新聞社での 『 焙りたてコーヒー講座 』 でした!
今回のテーマは、『 食品栄養学からコーヒーを学ぶ 』 です。
コーヒーには、カフェインをはじめいろいろな成分が含まれますが、
それがどんな役割を果たしているのかのお勉強です♪
実は、cawaにとって、この回が一番緊張する回です・・・(^_^;)
もともと、こういった栄養学や医学的分野から、
コーヒーを研究をされてる、大学教授や専門家の方は多いので、
そういった文献や、研究レポートを見ては勉強しているものの、
cawaはそれを信じるしかない・・・。
何分、その道のプロではないので・・・。
だからといって、生徒さんに間違ったことをお伝えするわけにもいかない。
日々、勉強です!!
東北大学の研究で、
「コーヒーを飲んだグループと飲まないグループで、飲んだグループの方が子宮がんになりにくい」
という報告があります。
これによって、「コーヒーはがんの予防になる可能性はある」、と言えると思うのです!
でも、だからといって 「コーヒーはがんに効く!」とも、
「コーヒーさえ飲めば、大丈夫っ!!」とも言い切れない・・・。
どうしても自信を持って、お話できない回でもあったのです。
(お金を払ってきていただいてる生徒さんには、ほんとに申し訳ないことです(>_<))
今回の生徒さんには、医療関係でお勤めの方がおられるので、
そのあたりのことを質問してみました!
講師が生徒さんに聞くなんて変な話ですが、現状はどうなのだろうと・・・。
気になったら、知りたくて仕方ないタイプなモノで・・・(^_^;)
コーヒーの成分の中に、「 リン酸カリウム 」 というものがあるのですが、
排尿作用なども促しています。
かつて、腎臓病で自力でまったく排尿できなかった方が、
コーヒーを飲んで出るようになった、という報告があります。
これはこれで、すばらしいことですっ☆
それについてお聞きしてみると・・・、
その生徒さんいわく、
「腎臓病の患者さんには、カリウムの摂取をおさえるように伝えています。
軽度の方なら、コーヒーを飲まないストレスをためるくらいなら飲んでくださいと勧めています。
ただ、重度の方だと、命にかかわることもあるので、1日1杯と決めてもらってます。
なんでも、一般的にはこんな事例もありますが、すべての人に当てはまるわけではないので、
それだけは気をつけてくださいね!と患者さんには伝えていますよ(^_^)」
と、やさしく丁寧に教えてくださいました。
そうですよねぇ~、ダイエットでもなんでもそうですが、
「これさえ食べれば、やせるっ!」みたいなもので、成功した試しがありません・・・(^_^;)
きっと相性が合って、効く人もいれば、そうでない人もいる。
そういう風に伝えていけばいいのかもしれませんね♪
ちなみに、一般的に嫌われがちなカフェインも、
「体調をくずしている患者さんには、カフェインの効能である胃液の分泌を促ししぎる傾向にありますから、
あえておすすめしませんが、カフェイン自体は悪いものとは思いません。」
とのこと・・・。
おぉ~!! ひとつひとつの回答が、プロですわぁ~(^▽^)
お勉強させていただきました!!!
私ももっともっとがんばりますっ!
ありがとうございます~m(u_u)m
☆本日のコーヒーのおとも
『 りんごのパウンドケーキ 』